本名は浅野 透、中静は旧姓。理学博士。森林総合研究所主任研究官、京都大学生態学研究センター教授、総合地球環境学研究所教授、東北大学生命科学研究科教授、総合地球環境学研究所特任教授・プログラムディレクターなどをへて、2020年より国立研究開発法人森林研究・整備機構理事長。専門は森林生態学、生物多様性科学で、主な著書に「森のスケッチ（東海大学出版会）」「生物多様性は復興にどんな役割をはたしたか（昭和堂）」「森林の変化と人類（共編著、共立出版）」など。

京都大学大学院博士号(農学)取得。ボルネオ島の熱帯林にて2年以上野宿生活をする中で、環境保全を事業化することを決意。その後、株式会社バイオームを設立、代表取締役に就任。生物多様性保全と経済合理性が両立する社会を目指し、生物多様性をビッグデータ化する事業に取り組む。2030生物多様性枠組実現日本会議行動変容WG専門委員。日本自然保護協会評議員。ISO/TC331（生物多様性）国内審議委員。MITテクノロジーレビュー「Innovators Under 35 Japan 2021」受賞。

1980年生まれ、福岡県出身。早稲田大学在学中に米国ワシントン大学へビジネス留学。卒業後、㈱ミスミ（現 ミスミグループ本社）を経て、25歳でボーダレス・ジャパンを創業。社会課題を解決するソーシャルビジネスのパイオニアとして、日経ビジネス「世界を動かす日本人50」、Forbes JAPAN「日本のインパクト・アントレプレナー35」、EY「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン」に選出。2020年、カンブリア宮殿に出演。 TEDx『人生の価値は何を得るかではなく、何を残すかにある』の再生回数は110万回を超える。2021年『9割の社会問題はビジネスで解決できる』（PHP出版）を出版しベストセラーとなる。2024年12月、NPO法人ボーダレスファウンデーションを設立。

長岡技術科学大学物質生物系准教授として工学技術を活かした鳥獣対策の研究開発を行いながら、研究の知見を社会に実装するため (株)うぃるこの社長として野生鳥獣支援事業のコンサルティングを行ってきた。理学博士。専門は、動物生態学、野生動物管理学。環境省鳥獣保護管理プランナー。一般社団法人鳥獣管理技術協会理事。農林水産省農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー。第1種狩猟免許、罠猟免許、網猟免許、麻薬研究者免許を所持。
近年、中山間地域の過疎・高齢化の影響が大きく、鳥獣被害対策だけ行っていても地域を救えないという想いから、持続可能な里山と農村づくりを人生の最後の大仕事にしたくて、(株)未来里山技術機構（通称NEST)を２０２４年に立ち上げ、現在は、広葉樹中心とした近自然林業や農業、観光事業を勉強中。

2004年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。理学博士。東北大学生命科学研究科助教, 森林研究・整備機構森林総合研究所主任研究員などを経て、2024年より京都大学大学院農学研究科森林科学専攻で現職。専門は森林生態学、植物機能生態学で、熱帯地域や日本国内の森林・草原などを対象に、生物多様性の成り立ちや生物多様性と生態系機能との関係を解明する研究を推進している。著書に「生態適応科学–自然のしくみを活かし、持続可能な未来を拓く−（共編者, 分担執筆者, 日経ビジネス)」、「外来生物–生物多様性と人間社会への影響−（分担執筆者, 裳華房）」など。

東京大学工学部を卒業、同大学院暦本純一研究室で機械学習を用いた楽器の練習支援の研究を行う。2019年4月に株式会社イノカを設立。2025年経済産業省が推進するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」に選出。サンゴ礁生態系をはじめとした海洋生態系を水槽内に再現する独自の「環境移送技術」を活用し、大企業と協同で生物多様性をテーマとした新規事業の創出を行っている。瀬戸内渚フォーラムを立ち上げ、地域の自然と経済の両立を目指す取り組みも展開。2021年10月より一般財団法人 ロートこどもみらい財団 理事に就任。同年、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」に選出。2024年4月より一般財団法人 潮だまり財団 理事に就任。

私の専門は生態系生態学、森林生態学で、森林における炭素や窒素の循環を調べる物質循環を主な研究テーマとしています。植物や土壌、微生物など生態系を構成するもの同士のつながりが、気候変動や人為かく乱に対してどのように変化するかを、炭素や窒素などの物質の動きに着目して明らかにすることを目指しています。現在所属しているフィールド科学教育研究センターでは、森や海などの生態系同志の繋がりだけでなく、里にある人間社会にも着目して人と自然のつながりを考える森里海連環学を提唱し、教育・研究・社会連携の取り組みを進めています。その一環で、最近はこれから時代の新しい里山里海を多様な立場の人々と共に創っていく超学際プロジェクトに力を入れています。研究者だけでなく、自然保護活動団体、企業、行政、学生、さらに「自然に関心はあるけど具体的な行動には至っていない方々」など、身近な自然や地球環境の行く末に関心のある幅広い世代の多様な背景を持つ人々がつながる仕組みづくりの必要性を強く感じています。

GMO VenturePartners ファウンディングパートナー／GMOペイメントゲートウェイ 取締役副社長。1994年 早大政経卒、JAFCO入社。米国シリコンバレー駐在中に起業を決めカード決済処理サービスのペイメント・ワンを創業、経営統合を経てGMOペイメントゲートウェイとなり2005年東証上場。 同年ベンチャーキャピタルであるGMO VenturePartnersを設立。2012年よりシンガポール駐在。 20年間で200社以上の投資・設立に関与、うち22社が上場、21社が時価総額1,000億円以上となる。Forbes JAPAN「日本のベンチャー投資家ランキング」（22年）1位に選出。2023年、100年後の世界を良くする個人のインパクト活動のため「100年ファンド」を設立

ファシリテーター、地域・企業・アカデミアを結ぶトランスレーター、ビジョナライザー。民間の研究所で、海洋生物・生態学研究に従事した後、地域密着型の教育活動を志し、志津川町（現・南三陸町）へ移住。使われなくなった箱もの施設を再生し、志津川湾を学びのフィールドに変えることで年間数千人の交流人口を創出。東日本大震災で町が壊滅的な被害を受けた後は、水産業復興の行政担当として計画づくりと資金の獲得に奔走。7ヶ月という短期間で仮設市場の開設を実現し、カキ処理場や水産加工場の復旧など、町の水産業の復興を支えた。資源循環型の仕組みづくりにも注力し、南三陸町バイオマス産業都市構想の立案に深く関わる。大学など研究機関とのつなぎ役も務め、数多くの研究者が南三陸をフィールドとした研究を行い、貴重な研究データの取得につながった。2018年４月より、一般社団法人サスティナビリティセンター代表理事。「いのちめぐるまち」の実現と理念の普及に向け「いのちめぐるまち学会」などを設立。東北大学のネイチャーポジティブ発展社会実現拠点では、人材育成に関するターゲットリーダーを担う。

2014年まで、ボストンコンサルティングの経営メンバーとして、アジアのテクノロジーグループを統括。2015年から17年まで、総務大臣補佐官として、デジタル戦略と地方創生の政策策定に従事。2018年にNew Storiesを立ち上げ地域の魅力化に伴走。また、Code for Japan理事としてシビックテックを推進。2023年から土中環境の測定とデータ共有に取り組み、25年1月にCode for Groundを設立し、複数の地域で事業による環境変化の可視化を支援。